// About ISO45001
ISO45001を有効に行う方法
労働安全衛生マネジメントシステムの問題
(1)0災害の継続で、改善が少ない。
(2)安全衛生パトロールは、いつも形式的!
(3)リスクアセスメントは数字のお遊びで、事業で活かされていない。
働き方改革は、まさに労働安全衛生マネジメントシステムに取組むこと!
(1)働きやすい職場を確立し、必要な人材を確保する。
(2)社員のポジティブな思考を引き出せば、業務改善につながる。
(3)SDGsの広がりから、顧客の要求事項として拡大している。
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ISO45001:2018の早わかり
1.労働安全衛生マネジメントシステムの意図した成果
規格の「0.2労働安全衛生マネジメントシステムの狙い」にあります。
意図した成果は、「負傷・疾病を予防すること、安全で健康的な職場を提供すること」です。
2.14のプロセス
必要なプロセスとして、14のプロセスの確立、実施、維持が求められています。
これらをどのように確立するか、分かりやすくご指導します。
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箇条5.4
働く人の協議及び参加「協議及び参加のためのプロセス」
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箇条6.1.2.1
危険源の特定「継続的に先取りして特定するためのプロセス」
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箇条6.1.2.2
労働安全衛生リスク及び労働安全衛生マネジメントシステムに対するその他の機会の評価「評価するためのプロセス」
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箇条6.1.2.3
労働安全衛生機会及びその他の機会の評価「評価するためのプロセス」
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箇条6.1.3
法的要求事項及びその他の要求事項の決定「次の事項のためのプロセス」
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箇条7.4.1
一般「内部及び外部のコミュニケーションに必要なプロセス」
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箇条8.1.1
労働安全衛生マネジメントシステムの要求事項を満たすため、及び箇条6で決定した取組み「実施するために必要なプロセス」
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箇条8.1.2
危険源の除去及び労働安全衛生リスク低減「低減するためのプロセス」
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箇条8.1.3
変更の管理「変更の実施及び管理のためのプロセス」
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箇条8.1.4.1
一般「調達を管理するプロセス」
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箇条8.2
緊急事態への準備及び対応「準備及び対応のために必要なプロセス」
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箇条9.1.1
一般「モニタリング、測定、分析及びパフォーマンス評価のためのプロセス」
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箇条9.1.2
順守評価「順守を評価するためのプロセス」
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箇条10.2
インシデント、不適合及び是正処置「インシデント及び不適合を決定し管理するためのプロセス」
3.プロセスって何?
成果を出すために、使う情報(インプット)を決めて、どんな活動を行って望まれる成果を出すかを考えることです。リスクアセスメントプロセスは、次のようになります。これを、14のプロセスで検討することになります。
4.労働安全衛生マネジメントシステムの全体像
ISO45001:2018の全体像を図示しました。
これで自社にあったマネジメントシステムが構築できます。